OPENERS ブログをご覧の皆様、はじめまして。
靴のデザインをしている勝川永一と申します。
この度、ご縁があってこちらでブログを書かせて頂くことになりました。
私は、皮革を使う靴のデザインと製造を主な仕事にしておりますので、靴の特性上、動物の皮を製品に使えるようになめし加工した、革を靴製造の素材として頻繁に使用します。
そのような経験から、皮革に対する思い入れは強く、常々、食品の副産物である動物の皮革に、人間では作り得ないその素材から生命の神秘を感じています。
その人間が作り得ない動物の皮膚であったその繊維を「イノチ」と喩え、
「イノチを履く、イノチを着る」というブログの題名とさせて頂きました。
皮革や製品、それにまつわる場所や人々のことなどをこちらでご紹介していけたらと思っています。
さて、画像にございますのは、そのような私が2007年にデビュー作として発表した「Nibe leather shoes」(ニベレザーシューズ)。
生命感あふれる素材です。偶然発見した繊維の部分を、靴として履ける皮革として産地兵庫県姫路市でオリジナルで製造しました。
この「Nibe lether」に関しては、また次回以降に、多く語らせて頂くことにして、まずこの画像の靴と皮革から、
「靴以上の何か」を感じて頂ければ幸いです。
今後とも、H?Katsukawa From TokyoのOPENERSブログをよろしくお願い致します。