いつもH?KatsukawaのOPENERS BLOGをご覧頂き、ありがとうございます。
すこしご無沙汰してしまいました。
最近は、ここ2週間で15AWの展示受注会をアトリエで催しておりました。
小さな小さなアトリエに、多くのバイヤーやメディア関係者にお越し
いただいて、心から感謝しています。
一息つく暇もなく、すでに2016年SPIRING&SUMMERへの企画も進めており、
止まることなく時間や時代は流れていくのですね。
さて、時間や時代の流れといえば、昨今のフットウェア事情も
大きな変革期を迎えているようにも感じています。
技術の進歩の中で、車やコンピューター、ITネットワーク、繊維素材なども
日々進化し形が変わっていきます。
同じようにフットウェアも日々進歩しています。
しかしながら、ファッションとしてのフットウェアだとすると、
ファション自体が歴史を大事にしたスタイル(様式美)を重視しますので、
必ずしも先進的な機能だけを良しとしない、ある意味不思議である意味で
ロマンチックな世界でもあるかと思います。
機能の進歩だけを良しとしない、ファッションとしてのフットウェアも、
近年は履きやすさ、コンフォートのような機能の充実が大きく求められています
(と感じています)。
そのような状況の中、ビブラムのモールドソールを使用した、
日本製スニーカーを作りました。
アッパーには日本製の山羊革を使い、底には高品質で有名なVIBRAM社のソールを
使用してます。
靴とスニーカーの間のようなイメージでしょうか。
厳密には「シューズ」だと思っています。
ややこしいことを言ってすみません。。。
私たちフットウェアを製作するものからの観点では、
ビブラムのモールドソールを底に使用した「シューズ」。
フットウェアには、革底のシューズやスポーツメーカーのスニーカーや、
バルカナイズドしたローテクスニーカーや、
発砲したスポンジのサンダルやビーチサンダル、
草履、雪駄まで含みますが、
創ろうとしている方向性は近いのではないでしょうか(と考えてます)。
そんな、フットウェア変革期に私自身も非常にワクワクしながら、
グッドイヤーウェルテッドのチロリアンシューズを履いてみたり、
スポーズシューズメーカーのハイテクスニーカーでランニングしてみたり、
ローテクスニーカーのスリッポンで出かけてみたり、
草履を室内履きにしてみたりと、いろいろ楽しみながら、
次に作るべき物を考えています。
H?Katsukawaが作るスニーカーは、都市生活者の豊かな生活を
サポートするシューズとしての快適な機能や、手入れが出来るレザー、
修理が出来るリフトなどリペアラブルな事で、長く履いて頂けることや、
長く大事に履くといういう生活の豊かさが、大きなキーワードです。
こちらのH?katsukawaが作るTHE SHOE OF LIFEのスニーカーは
、伊勢丹メンズ館地下一階紳士靴フロアで取り扱いがありますので、
お近くの際はぜひお試し履き下さい。
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