人の手
靴は、人の手が生み出します。
多数ある、製造の工程を一つ一つ積み上げて、一つの靴になります。
現代のような発達した経済社会の中では、靴を作ることに非経済的な要素も多く感じます。
人の手が作った「靴」、「素材」、その雰囲気からその作られた土地や人を感じます。
おそらく、作っている当人はそこまで大げさにとらえていなくても、それは、イノチを懸けて作った靴です。
だから、人の手でしか作れない「靴」という「物」にずっと魅了されています。
注)大五郎(焼酎)は一部、靴製造過程で皮革を馴染ませるために使用します。