今年に入り、H?katsukawa From Tokyoのコンセプチュアルシューズ「return to the soil」が、イギリスの美術館Northampton Museums and Art Galleryにコレクションとして収蔵される事になりました。
そして、先日正式に展示ディスプレイが整ったという連絡を美術館から頂きました。
そのNorthampton Museums and Art Galleryは、紳士靴の聖地としてしられるイギリス・ノーザンプトンにある美術館です。
別名SHOE MUSEUMとも呼ばれています。
H?が本格的にシューズ製作を学んだ学校も、そのノーザンプトンにある公立の職業訓練校が設けるシューメイキングコースでした。
その本場の美術館に、自身の作品が収蔵されるなんて夢にも思いませんでした。
ちなみに日本人が、さらには東洋人が作ったシューズの作品が、こちらの美術館に収蔵されるのは史上初との事です。
そのような意味でも、色々と思うところも多く、本当にうれしい限りです。
この作品は、例えばH?が土に還った後も、変わらずここに存在します。
先々H?が土に還ってしまって寂しくなったら、こちらの美術館へH?のこの作品を訪ねてください。
H?生きた証の一つに出会えるはずです。
なんて少し大袈裟ですね(笑)
そして、こちらが昨年この「return to the soil」を発表する機会になった「JAPAN靴博2015」のOPENERSでの記事です。
どのような思いで、このシューズを製作したのかを知っていただけると内容になっていると思いますので、ぜひご一読ください。
伊勢丹新宿店メンズ館「JAPAN靴博2015」に“土に還る靴”を出展|H? Katsukawa from Tokyo